HOME > よくある離婚事例

浮気

度重なる夫の浮気にもう愛想がつきました

 結婚3年目の会社員Aとその妻B、小学生の息子一人の事例。

 結婚して3年目、最近夫の帰りが遅く携帯もつながらないことがある。
 業を煮やして探偵を雇い浮気調査したところ、ある女性と定期的に会っていたことが発覚。
 早速問い詰めたところ最初は否定するも証拠を突きつけたところ観念し、浮気を告白。
 結局今回は浮気相手に今後一切会わない旨の一筆をかいてもらうことで和解した。

 しかしその半年後、あらたに女性と会っていることが発覚。
 突き詰めるとなんと、半年前に一筆書いてもらった女性であったことが判明。
 更に携帯を確認してみると新たに別の女性とも会っていた模様。
 さすがにこの事実を妻は許すことができず、離婚を決心する。
 そこで夫に離婚及び不貞行為に基づく慰謝料を請求する。また別に一筆書いてもらった浮気相手に
 も慰謝料を請求する。探偵に証拠を押さえられていることもあり、夫は観念し離婚に応じる。
 あとから判明した女性については妻の存在の事実を知らず慰謝料は取れなかった。

 子の親権・監護者を母とし養育費の金額、面接交流について取り決め公正証書にて作成する。
 離婚後しばらくは大変だったがその後就職し、現在は息子と両親に囲まれ多忙ながらも幸せな日々
 を送っている。

離婚を継続しがたい重大な事由(ギャンブル狂や浪費、怠惰)

妻の金銭感覚についていけません

 結婚10年目の会社員Aとその妻B、中学生の息子一人、小学生の娘一人の事例。
 
 ある日届いたクレジット会社からの一通の手紙。
 身に覚えがないので開封してみてみると借金の督促状。
 あわてて妻に問いただしてみると実は妻には300万円ほどの借金があったことが判明。
 更に夫名義でクレジットによるショッピング明細約100万円も発覚。
 事情を聞くと浪費癖があり、更にパチンコ・買い物にのめりこみ気がつけば借金が膨らんでいた。
 これ以上浪費されると子育てに影響が出ること、浪費癖についていけないことを理由に離婚を決意。
 離婚を切り出すも妻が応じず調停離婚へ。半年ほどかけ調停離婚が成立。
 子の成熟具合も考慮し、親権者・監護者ともに父、父が仕事で子のめんどうを見れない場合は父の
 両親がめんどうをみることで決着がついた。

ドメスティックバイオレンス(DV)

夫の暴力に耐え切れなくなった

 結婚9年目の自営業Aとその妻B、小学生の息子一人、小学生の娘一人の事例。

 夫婦で飲食店を切り盛りしていたが不況のあおりを受け徐々に客足が遠のき、経営が苦しくなって
 いった。ちょうどそのころから夫が妻に手を上げるようになった。
 暴力の度合いも次第にエスカレートしていき、経営が苦しくなればなるほど妻に暴力振るうようにな
 り肋骨を骨折したこともあった。最近は子にも暴力を振るうようになりとうとう限界に達し、離婚を決 
 意。離婚を切り出すも逆上し暴力を振るわれる可能性があるので弁護士相談後、調停離婚の申し立
 てをする。

 暴言を吐いているテープ、暴力の傷跡などからDVが認められ調停離婚が成立する。
 またDVによる慰謝料をも請求する。また子に対しても暴力をふるいケガをさせてことから面接交流
 は当面禁止し、反省の色が伺えるころから徐々に面接交渉の再開を検討することで決着がついた。

悪意の遺棄

生活費を渡してくれない夫 育児放棄

 結婚4年目の会社員Aとその妻B、3歳の娘一人の事例。

 もともと生活費は夫が管理し、夫から毎月もらっていたが会社が一斉リストラを敢行、夫はリストラを
 免れたものの大幅に給与が減り、ボーナスもカットとなる。そのころから夫からもらう生活費が少なく
 なっていった。妻もパートで働いていたものの、それを加算しても生活は苦しくなる一方。
 夫にその旨を伝えるも逆上し、夫の実家へとかえってしまう。
 その後一切生活費を渡してはもらえず、子の育児についても完全に無視。実家に行って話し合いを
 しようと試みるも夫は一切応じない。このまま婚姻生活を続けていくことに限界を感じ、離婚を決意。
 夫は離婚には応じたものの養育費を払うことについて一切否定する。養育費支払いの調停を申し立て
 を行う。調停により月3.5万円づつ支払うことに合意。

 妻は母子福祉資金貸付制度、児童手当などの支援を受けながら娘を一生懸命育児教育をしている。

離婚を継続しがたい重大な事由(両親・親族との不和、嫁・姑の問題)

嫁 VS 夫・姑の骨肉の争い

 結婚15年目の会社員Aとその妻B、高校生の娘一人、中学生の弟一人の事例。

 夫の父が他界し、それに伴い母と同居することとなった。それが悲劇の発端であった。
 最初はお互い気を遣っていたものの、次第に姑の方が何かと日常生活に口を出すようになる。
 妻は次第にストレスがたまりそのことを夫に相談するも「仲良くしてくれ」の一点張り。
 子のため離婚はしたくないのでしばらく姑の口出しにも耐えたが暴言まで吐くようになり我慢の限界、
 妻は姑と大喧嘩。更に不運なことにそれを目のあたりにした夫は姑側につき妻を一喝した。
 度重なる姑の口出しと暴言によるストレスと夫も自分の味方ではないことを知り、我慢の限界を超えて
 しまい離婚することを決心することになる。
 夫も離婚は望んではいなかったが妻の決心は固く、姑と同居するという点では夫の意思も揺るがず
 結局離婚に合意することとなった。

 親権者兼監護者は妻、幸い夫は子についての養育費は払う意思があるのでこれを公正証書にて離婚
 協議書を作成する。子は母と母方の両親でめんどうをみていくことにした。
 妻は夫に面接交流は認めたが子の父方への外泊は認めなかった。

 夫は離婚を後悔しつつも養育費と月に一度の面接交流を楽しみにし、妻は子育て支援制度を利用し
 つつ育児に仕事に励んでいる。

inserted by FC2 system